2008年3月1日(土) |
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久米島空港(B737-400)
12時25分発の久米島便。150人乗りのちょっとちっこい飛行機ですが、100人以上は小学生の団体です。ロングフライトなら悲惨な状態でした。が、飛行時間はたった20分。上昇したらすぐに降下して、予定通り13時の到着。現地の気温17度、天候は曇りのち晴れ。帰りの便は18時55分発なので、「5時間で久米島の観光地、何カ所回れるか?」と、鉄腕Dash並の企画!の始まり。
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外車レンタカー(ヒュンダイ TB 1400cc)
到着してすぐに予約しておいたレンタカーのカウンターに行く。6時間の保険込みで3900円。手続きが済むとスタッフが一言、「空港の駐車場に置いてあるので、探してに勝手に乗っていってください」。さすが南の島のレンタカー屋さん!キー付きで置いておいても、盗んでいくヤツいませんから。ブルーの車、みっけ。よ〜く見たら韓国車。現代自動車(ヒュンダイ)の”TB”というコンパクトカーでした。ナビ付きです。
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@ 上江洲家(国指定重要文化財建造物) |
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上江洲家
琉球王朝時代の士族の家。1750年の建築。車を置いて園内に入ってみる。観光客が2人いるだけで誰もいない。入り口には「参観料金300円」とあるが、チケット売り場があるわけでもなく、係の人も誰もいない。どうも軒先で料金を徴収してる見たいだが、だれも座っていません。しばらく見学したけど、結局だれも出てこなかったので、タダ見して逃亡してきました。やっぱこの時期、ピークの時に比べ観光客は激減なので、受け入れる側は油断しているらしい。300円得した。 |
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A畳石(県指定天然記念物) |
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奥武島
車をぶっ飛ばして、日本の渚100選にも選ばれているイーフビーチを横に見ながら奥武島に渡った。渡ったといっても、奥武橋という立派な橋が架かっているので、渡るだけです。奥武島の人口は33人。橋からもコバルトブルーのきれいな海を眺めることができる。
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畳石
橋を渡って数百メートル行ったところに、天然記念物の畳石がある。直径1〜2mの五角形や六角形のカメの甲羅のような石が、海岸沿いに並んでいる。一見、人工的にも見える。この海岸のほんの数十メートルが、こんな石が敷き詰めたようになっている。全体的には小さいので、県指定の天然記念物止まり。 |
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B久米島ウミガメ館 |
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久米島ウミガメ館@
畳石の駐車場はウミガメ館の駐車場になっている。入場料は300円。お客さんは年配の2人連れのみ。施設としては小さいが、ウミガメのみの展示なのでこんなものでしょう。入って左手には3種類の子亀が泳ぐ水槽が3つ。ダイビング中にウミガメにはよく出くわすが、子亀は見ることができないので、なかなか興味深く見学ができた。 |
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久米島ウミガメ館A
こちらは屋外にある水槽。この他にも産卵孵化ができるように、砂浜を再現した大型水槽があった。貸し切り状態で見学できたので満足でした。
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C鳥の口 |
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鳥の口
ちょっとブレイクタイムとったところで、観光マップを確認。ちょっと来た道を戻らなければならないが、絶景を望めるところが島の最南端にあるので向かった。写真の半島の先端まで遊歩道で行くことができるみたいだが、今回は断念。
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奥武島が見える
反対方向を眺めると、さっきまでいた奥武島が中央奥に見える。このころになると太陽も顔を出し、気温も上昇してきた感じ。海風も心地よく感じる。南の島に来たという実感がわいてくる。次回は先端まで行ってみようと思う。で、ここで時間。次の目的地へGO! |
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Dイーフビーチ(日本の渚100選) |
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イーフビーチ
来た道をまた戻る。海岸沿いに走るので眺めもいい。おまけに交通量も目茶少ない。シーズン中は、こうはいかないでしょう。イーフビーチの入り口で車を置いて、ビーチに行ってみる。天気もいい週末!誰もいません。「日本の渚100選」にもなっている美しい砂浜が2kmに渡って続くビーチ!誰もいません。海岸沿いにはリゾートホテルが立ち並び、目の前はエメラルドグリーンの海が広がる!誰もいません。と言うことで、早々に次の目的地に向かう。。 |
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E登武那覇城趾 |
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登武那覇城趾
イーフビーチから10分ほどの小高い丘の上に登武那覇城趾がある。トイレと展望所があるだけで、看板がなければ城趾とはわからない。それでもここからの眺めは抜群によい。遠くに「はての浜」もしっかり臨むことができた。写真では見にくいが、中央に白く波のように見えているのが「はての浜」。お天気がよくてよかった。城趾の歴史くらい学びたいところだが、ネットで調べても資料は少ない。、 |
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F旧仲里間切蔵元跡(国指定重要文化財建造物) |
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旧仲里間切蔵元跡@
登武那覇城趾を出たあとは、島の東北側の海岸線を走る県道242号線にでた。旧仲里間切蔵元跡は県道から少し入った民家の奥あたりにあった。琉球王朝時代の仲里間切蔵元(役所)があったところ。 |
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旧仲里間切蔵元跡A
お城のように周囲を石の壁が取り囲んでいる。この石の積み方を見て、クスコの石の壁を思い出した。巧みに石を加工して、カミソリの刃1枚も通さないくらい隙間がなくつまれている。跡地には記念碑が建っているだけで、地区のゲートボール場になっていた。 |
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G宇江城城趾(県指定史跡) |
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宇江城城趾@
県道242号線を北上して「比屋定バンタ」の手前から林道に入る。舗装されてはいるものの、やっとすれ違いができるくらいで、すれ違う車は全くない。10分くらい高原道路のような道を走ったところに宇江城城跡はあった。 |
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宇江城城趾A
標高309m。それほどの高さでもないが、回りは海に囲まれているので見晴らしは抜群。目の前は水平線。ここからもかすかに「はての浜」が望めた。城跡なので城壁が残るだけ。しかも小さな石を積み上げただけのものである。ここにどんな城があったのかは、伺うことはできなかった。修復中。 |
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H比屋定バンタ(町指定名勝) |
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比屋定バンタ@
宇江城城趾は行き止まりなので、仕方なく林道を引き返す、再び県道に戻って少し北上したところに比屋定バンタがある。海を見下ろす展望台とその隣には売店がある。観光客より地元の人がここで一服という風景だった。 |
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比屋定バンタA
この絶景!慶良間諸島も望めるらしい。バンタとは、沖縄で崖のふちをさす言葉で、断崖絶壁の眺望のよい場所に使われるらしい。しばし絶景を眺めながら休憩。が、そろそろ時間が気になってきたので、次の目的地へ。 |
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I熱帯魚の家 |
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熱帯魚の家@
観光ガイドを見ていて見つけたこの5文字。行かないわけはいきません。今度は一気に海岸まで下ります。一応看板がありましたが、地元の細い通りを行ったり来たりで、カーナビもここでは役立たず。それでも何とかたどり着くことができた。 |
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熱帯魚の家A
で、「熱帯魚の家」の正体は!? 潮が引いたときにできる潮だまりに、取り残された熱帯魚が泳いでいるのがここ!確かに水中をよく見ると、青色のルリスズメダイっぽいのがたくさん泳いでました。かなりゴツゴツした岩場なので、スニーカーよりもマリンブーツがあるといいかも。 |
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Jミーフガー |
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ミーフガー
実はもう一つ「タチジャミ」という町指定天然記念物があるというので行ってみたが、行き着くことができなかった。仕方ないので次、「ミーフガー」。子宝に恵まれない女性が拝むとご利益があるらしい。なぜかは推測してください。特に記念碑があるというワケでもなく、自然の風景を堪能するだけです。
かなり陽が傾いてきました。それでもまだいくつか観光地があるので回りました。 |
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K具志川城跡(県指定史跡) |
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具志川城跡@
ミーフガーにいく途中にあったのがここ具志川城跡。さっき行った宇江城城跡から距離的にはそんなに離れていないのに、ここにも城跡。標高はほとんどなく、海岸そばの小高い丘の上に石垣が残っている。 |
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具志川城跡A
野づら積みという特殊な城壁だそうだ。ここも修復中と言うことで、城壁の石すべてに番号のかいた紙が貼られていた。気が遠くなりそうな作業だ。 |
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Lおばけ坂 |
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おばけ坂
具志川城跡から海岸沿いを走るとすぐに空港に行けるらしいが、レンタカーの営業所に行く必要があるので、そのまま県道を南下する。途中で見つけたのがこの「おばけ坂」。幽霊が出るわけでもなく、目の錯覚で、登り坂にもかかわらず車が進んでしまうという不思議な坂道。久米島に行かれる人がいたら、是非体験してください。雰囲気もちょっと薄暗く、怪しいので、ホントにおばけに遭遇するかもwwww。 |
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再び空港へ |
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再び空港へ
村役場のある集落まで戻ってガソリンを入れ、レンタカーの営業所まで移動。ここで料金の精算を済ませる。レンタカーの返却方法は、そのまま自分で空港まで運転をして行き、空港の駐車場にキーを付けたまま乗り捨てをするというシステム。絶対本土ではあり得ない方法に、島ののどかな雰囲気を感じる。
楽天がキャンプをしていた球場の横を通り、6時過ぎに空港に到着した。結局、5時間で13の観光地を見学できた。
18時55分発のJTA222便で那覇に戻った。。 |